コンボ(combo)の発動
コンボの発動条件
各戦闘技能には『連鎖関係』が設定されています。
この連鎖関係によって繋がりを持っている戦闘技能が、次々と連鎖して発動することを「コンボ」と言います。
戦闘技能と戦闘技能がコンボとして繋がる確率は、以下の要素により決定されます。
◎各戦闘技能に設定されている基本連鎖確率
◎コンボを発生させるキャラクターの疲労度(疲労度が溜まっているほど確率減少)
◎コンボを発生させるキャラクターの「体力」(体力が高いほど確率上昇)
コンボの連鎖関係は一方的です。
とある「戦闘技能A」から「戦闘技能B」へ繋がってコンボが発生したとしても、「戦闘技能B」から「戦闘技能A」に繋がる設定がされているとは限りません。
コンボが発動したときは、繋がって発動させる戦闘技能の直前に「Combo!」という黄色い大文字が表示され、その発動を確認することができます。
コンボの発動の仕方によっては、各技能に設定された依存や、プレイヤーが設定した発動条件を無視することができます。
(詳しくは、下記の「コンボの特殊な利点」を参照してください)
コンボの効果
コンボにより繋がった戦闘技能は、連鎖数が増えるに従ってその効果(ダメージなど)が上昇していきます。
(ただし、特殊な効果を持った戦闘技能の中にはコンボによる上昇効果が発生しないものも存在します)
この効果の上昇量は、後述するコンボの繋がり方によって変わってきます。
同じ手でのコンボ
効果の上昇量が最も低いコンボの繋がりです。
キャラクターは戦闘技能を最大で3つ装備することができますが、これらの戦闘技能は、「戦闘技能1→戦闘技能2→戦闘技能3」という流れを持っています。
キャラクターが戦闘技能を発動させると、その発動された戦闘技能の後に続く戦闘技能が順にチェックされ、連鎖関係ならびに確率判定にパスすると、ただちに続けて発動します。
(コンボを成立させるには、確率による連鎖判定をパスする必要があります)
「同じ手でのコンボ」は、続く戦闘技能の依存、およびプレイヤーが設定した戦闘技能の発動条件を無視するのでご注意ください。
【例】
戦闘技能1に『フェイント』、戦闘技能2に『バッシュ』を装備している場合、「フェイント→バッシュ」という連鎖関係が存在しており、かつその連鎖判定(確率)にパスしていれば、『フェイント』→『バッシュ』と連続で発動します。
異なる手でのコンボ
効果の上昇量が中程度のコンボの繋がりです。
右手で最後に発動した戦闘技能と、左手で最初に発動する戦闘技能との間に連鎖関係が存在していれば、異なる腕でのコンボが成立する可能性があります。
(コンボを成立させるには、確率による連鎖判定をパスする必要があります)
「同じ手でのコンボ」と「異なる手でのコンボ」が合わさることにより、
右手にて戦闘技能1を発動(コンボ起点)
↓
右手にて戦闘技能2を発動(同じ手でのコンボ)
↓
右手にて戦闘技能3を発動(同じ手でのコンボ)
↓
左手にて戦闘技能1を発動(異なる手でのコンボ)
↓
左手にて戦闘技能2を発動(同じ手でのコンボ)
↓
左手にて戦闘技能3を発動(同じ手でのコンボ)
といった6連コンボを発生させ、1行動で6つも戦闘技能を発動させることが可能です。
他者同士でのコンボ
効果の上昇量が最も高いコンボの繋がりです。
直前に仲間が発動した戦闘技能と、自分が最初に発動した戦闘技能が連鎖関係を持っていた場合、このコンボが発生する可能性があります。
(コンボを成立させるには、確率による連鎖判定をパスする必要があります)
「同じ手でのコンボ」と「異なる手でのコンボ」を使っては最大で6連コンボまでしか発生させることができませんでしたが、この「他者同士でのコンボ」を用いることにより、さらに長大なコンボを生み出すことも可能です。
(ただし、このコンボを意図的に発動させることは、非常に困難となっています)
コンボの特殊な利点
「同じ手でのコンボ」は依存や一部の発動条件に関係なく、連鎖関係および連鎖確率によって発動されますので、通常では発動しない武器やタイミングで戦闘技能を使うことができます。
これにより、刀剣で魔術(マギ)を発動させたり、攻撃を行いながら仲間の回復を行ったり、複数の条件で1つの技を使い回す(別の発動条件の技に連鎖させる)ような戦術を組むことができます。
コンボの注意点
コンボによって発動された戦闘技能は、通常の技能発動と同じくMPを消費しますので、MPの残量が満たない場合は、たとえ連鎖条件を満たしていてもコンボは発生しません。
またコンボは、その連鎖数や連鎖状況、連鎖設定に応じてキャラクターの疲労度を上昇させてしまいます。
コンボは非常に消耗が激しい行動ですので、ゲートキーパーとの戦いといった、瞬発的に行動しなければいけない状況下で使用するのが良いでしょう。
なお、コンボでの攻撃時に磨耗するアイテムは、現在コンボが発生している手の武器です。
(たとえ、左手での発動依存を持っている技能でも、右手のコンボで発動しているのであれば、耐久力を消費する武器は右手の武器となります)
火器によるコンボの注意点
火器による攻撃では、非ロックオン状態に戦闘技能が発生しないという特性を持っています。
火器は連続射撃を行うと再び非ロックオン状態に戻るため、1つの技能を発動し終わった後は、すぐに他の技能が発動できない状態となります。
よりまして、火器では「同じ腕によるコンボ」は発生しません。
(右腕から左腕へのコンボや、味方と連携してのコンボは通常通り発動いたします)